犬の吠え癖について|吠える際のしつけ対策や注意点を解説
犬が頻繁に吠えてしまうと、近所迷惑になるのではないかと不安になることも多いかと思います。ただ叱るだけではなかなか改善しないため、状況に合わせて的確な対応をとることが重要となります。
今回は、犬が吠える理由や対策方法などを解説していきます。
■目次
1.犬が吠える理由
2.吠える原因
3.吠える際のしつけ対策や注意点
4.まとめ
犬が吠える理由
犬は仲間や飼い主様との意思疎通や、敵に対する威嚇のために鳴く・吠えるという行動をとります。飼い主様にとっては無駄吠えと思う行動でも、犬にとっては重要なコミュニケーションの手段なのです。
そのため、吠えることを改善したい場合にはなぜ吠えてしまうのかの原因を知り、それに対する的確な対応が必要となります。
吠える原因
犬が吠える原因には、主に以下のようなものがあります。
・警戒
恐怖心や威嚇から警戒して吠えます。警戒する対象としては、知らない人や他の犬、車、音など様々です。
・興奮
遊んでいる時や、嬉しい時に興奮して吠えることがあります。特に大好きなおやつやおもちゃを見た時、飼い主様が帰宅した時、他の犬を遊びに誘う時、走っている時などには興奮しやすい傾向があります。
・要求
飼い主様に対して何かを要求する際に吠えることがあります。要求例としては、お腹がすいた時やおやつが欲しい時、遊びたい時などです。
吠える際のしつけ対策や注意点
それぞれの原因の吠えに対するしつけ方法や注意点は次の通りです。
・警戒の吠え
家の中で吠えてしまう場合には、吠えなくなるまで無視をしてください。吠えることをやめたらお座りやふせなどをさせて落ち着かせ、静かになったらたくさん褒めましょう。
また、外で人や他の犬などに吠えてしまう場合には、名前を呼んでおやつを見せるなどで気をそらし、対象に対して吠えずにいられたらおやつをあげて褒めるようにしましょう。こうすることで、「吠えない=褒めてもらえる」ということを学習し、また警戒することも減っていきます。
・興奮の吠え
犬が興奮している時に一緒に喜んで、撫でるなどの反応をすると犬をより一層興奮させてしまうことに繋がるため、飼い主様は冷静に対応することが重要です。
また、興奮して吠えている時には目を合わせず無視をして、静かになったら声を低くし、落ち着いた態度で接します。その時におやつなどご褒美を与えることで、犬は「吠えないと良いことがある」と認識できるようになっていきます。
・要求の吠え
犬が要求吠えをしている間は、目を合わせず無視をしてください。吠えている時に要求に応えてしまうと、「吠えれば要求が通る」と学習してしまうため余計に吠え癖がついてしまうことに繋がります。
吠えることをやめ、犬が落ち着いたらしっかり褒めてあげることで「吠えても思い通りにならない」「待てば褒められる」ということを覚えさせましょう。
まとめ
犬の吠え癖は頭ごなしに叱るのではなく、原因に合わせて適切なしつけを行うことが大切です。
愛犬に吠え癖があるという場合には、まずはなぜ吠えているのかの原因を探り、原因に合った対応をしながら改善していくようにしましょう。
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仔犬・仔猫についてはこちらの記事でも解説しています。
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