吉田動物病院開院40周年記念セミナー
暖かくなり、動物達の行動範囲も広くなりケガや感染症が多くなる時期となりました。その為、各種病気の予防の継続、又は新たな予防を始めるには大切な時期となります。
〈狂犬病〉
◎当院でも予防できます(3月2日から新年度の扱いとなります)
県西部(射水市、高岡市、氷見市、南砺市、砺波市、小矢部市)、及び富山市の方は、注射後の手続き(鑑札・注射済票の発行)を当院で代行致します。
〈混合ワクチン〉
◎前回接種より一年以上経過している場合や未接種の場合は早急に接種されることをおすすめします。
〈猫の避妊・去勢手術〉
◎外に出ることによる交通事故や喧嘩による外傷、感染症の危機から猫を守るため、発情が始まるこの時期に手術をお勧めします。
〈内部寄生虫〉
◎ズーノーシス(人獣共通感染症)予防のために、3ヶ月に1回(3月、6月、9月、12月)の腸内寄生虫の定期駆虫をお勧めします。
※詳しくは当院までご連絡下さい。
吉田動物病院 院長 吉田俊一
●ウイルスによる感染症
9月15日(金)より2023年度の敬老の表彰を始めました。
今年は
☆小型犬・中型犬(15歳以上)
☆大型犬(12歳以上)
☆猫(15歳以上)
☆うさぎ(6歳以上)
☆ハムスター(2歳以上)
☆鳥(7歳以上)
の計178匹の飼主様が表彰を受けられます。
表彰を受けられる方に
★表彰状
★粗品
★ランキング表
をお渡し致します。2023年10月31日までに当院受付までお越しください。
表彰を受けられる皆様、おめでとうございます。表彰は来年も行う予定です。
また一年、健やかにお過ごしください。
吉田動物病院 院長 吉田俊一
ペットを連れて遠出する場合、特にワンちゃんや人に感染する可能性のある病気についての紹介です。
◆レプトスピラ症
山や川など野生動物が行き来する所は要注意!
病原性レプトスピラ菌は、ネズミのようなげっ歯類などの野生動物が持っています。
感染した動物の多くが保菌動物となり、菌は尿中に排出されます。
よって、尿で汚染された土壌や水に接触し、口、皮膚などから体内に入ると人や犬に感染します。
※ワクチンで予防できます。
◆エキノコックス症
犬やキツネの糞から感染する寄生虫で、人間に思い肝機能障害を起こします。
元は北海道で見られた病気ですが、最近は本州でも見つかっています。
※駆虫薬で予防できます。
◆ライム病
ダニ媒介性疾患で、マダニから犬や人にも感染します。
人では、初期に遊走性紅斑などが見られます。
※スポット剤で予防できます。
◆日本紅斑熱
ライム病と同様でダニに咬まれ感染します。
人では、発熱、発疹などの症状がみられます。
※スポット剤で予防できます。
また、サービスエリアは山の中にあることが多く、レプトスピラ症や他のウイルス感染症になったり、野生動物が持つ寄生虫に感染する可能性があります。
ワンちゃんの排泄ができるだけお出かけ前に済ませ、旅先ではペットシーツを利用するなどの対策をとると良いでしょう。
吉田動物病院 院長 吉田俊一
9月に下記動物の表彰を行います。