第109回獣医循環器学会に参加してきました


109回獣医循環器学会に参加してきました


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1月1113日に仙台市で開催されたこの学会は麻酔外科学会との合同開催です。1213日の2日間参加してまいりました。

内容は目新しいものはそれほどありませんでしたが、基礎的なことを含め、押さえておくべき重要事項の復習といった感がありました。

 麻酔時の事故を防ぐための留意事項、不整脈を正確に診断するための心電図活用法、各診療施設での症例報告などです。


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 不整脈には生活に影響なく、特に治療の必要のないものから、突然死を引き起こす危険なものまでさまざまで、これらをきちんと診断できることが大切となります。

 通常来院時の動物たちは緊張や興奮から、通常家にいる時とは心拍・血圧・心電図波形などが異なっていることも多くあります。そのため、24時間以上、時には72時間の心電図連続記録(ホルター心電図)を実施することがあります。

 興奮時のふらつきや失神、座り込んだり倒れたりといったことがたまにでも見られるようであれば、動物病院にご相談されると良いと思います。

 今学会では、歯科・口腔外科で著名なVets Dental & Oral Surgery Office 院長の江口徳洋先生の講演も聴くことができました。

 歯周病は心内膜炎など、歯とは全く異なる臓器にも炎症を起こすなど、実はとても問題のある疾患です。

 歯と歯肉のホームケアと定期的な麻酔下でのメンテナンス・治療により、高齢になっても見た目が綺麗なだけでなく口臭の少ない、健康な口腔環境を維持することが可能です。この点もぜひ強調して今回の学会参加報告を終えたいと思います。


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