予防医療と検診

動物たちの健康を守るためには、「予防する」「検診をする」ということがとても大切です。狂犬病予防など法律で定められているものはもちろん、ワクチン接種によって危険な伝染病から守ってあげることができます。感染ルートになりやすいノミやダニがつかないように予防することも大切です。
また、年齢に応じた検査項目を取り入れた検診は、病気の早期発見に重要な役割を果たします。

当院の考える<犬の7大予防医療>

1. 狂犬病予防接種

毎年4〜6月に行うことが法律で定められています。


2.混合ワクチン

任意のワクチンですが、死亡率の高い病気や後遺症の残る病気ありますので、1年に1回の追加接種が望ましいです。
初年度はワクチン接種の時期や種類によって回数が異なります。


3.フィラリア予防

5月下旬頃〜11月下旬頃までが予防期間です。
月1回、内服薬(散剤、錠剤、チュアブル)を投与します。

-薬の種類-
  1. ① フィラリア予防のみ
  2. ② フィラリア予防+腸内寄生虫(2種類)の駆除
  3. ③ フィラリア予防+腸内寄生虫(3種類)の駆除
  4. ④ フィラリア予防+腸内寄生虫(5種類)の駆除
  5. ⑤ フィラリア予防+腸内寄生虫(3種類)の駆除+ノミの発育阻害剤

②、③、④,⑤の薬は、ズーノーシス(人獣共通感染症)の予防にもなります。


4. ノミ・ダニ予防

通常は4月頃〜10月頃までの予防期間ですが、最近の住宅事情により通年予防をお勧めします。
ズーノシス(人獣共通感染症)の予防にもなります。
フィラリア予防薬でノミの発育阻害剤の合剤もあります。


5. 腸内寄生虫

3ヶ月に1回の駆虫薬の投与をお勧めします。
ズーノーシス(人獣共通感染症)の予防にもなります。
フィラリア予防薬で回虫・鈎虫・鞭虫の駆除が同時に可能なお薬もあります。


6. 避妊・去勢手術(生後、6ヶ月前後よりできます)

全身麻酔での処置になります。
より安全に手術を行う為に、事前の検査が必要です。

オスの手術の効果
  • 性格の温和化(メスに対する興味をなくして、優位性を低下させます。)
  • 精巣の腫瘍、肛門周辺の腫瘍、前立腺の肥大、会陰ヘルニアの予防
メスの手術の効果
  • 乳腺腫瘍発生の予防、卵巣子宮の病気の予防
  • 発情中の精神不安の除去
犬の避妊手術の時期と乳線腫瘍の発生率
時期 乳腺腫瘍発生率
初回発情前 0.05%
1回発情後 8%
2〜3回発情後 26%
4回以上発情 効果なし

7. デンタルケア

歯垢や歯石などが付着する前に、1日1回のデンタルガムの投与、歯磨き剤(ジェル・ペースト)・歯磨きなどを用いてのブラッシングをお勧めしています。
また、歯周病が悪化すると、全身麻酔下での処置が必要になる場合もあります。

当院では、各種デンタル製品を取り揃えております。
詳しい使い方などは、受付または診察時にお尋ね下さい。


当院の考える<猫の6大予防医療>

1. 混合ワクチン

任意のワクチンですが、死亡率の高い病気や後遺症の残る病気もありますので、
1年に1回の追加接種が望ましいです。


2. ノミ・ダニ予防

通常は4月頃〜10月頃までの予防期間ですが、最近の住宅事情により通年予防をお勧めします。
ズーノシス(人獣共通感染症)の予防にもなります。


3. 腸内寄生虫

3ヶ月に1回の駆除薬の投与をお勧めします。
ズーノーシス(人獣共通感染症)の予防にもなります。


4. フィラリア予防

本来は犬の寄生虫ですが、近年猫への寄生報告が増えています。
犬に寄生した時と比べ、虫の発育が悪く寿命も長くありませんが、
少数の寄生でも健康を阻害し猫の寿命を短くする原因となります。
治療が困難な為、予防が大切になります。


5. 避妊・去勢手術(生後6ヶ月前後よりできます)

全身麻酔での処置になります。
より安全で手術を行う為に、事前の検査が必要です。

オスの手術の効果
  • 性格の温和化(メスに対する興味をなくして、攻撃性を低下させます。)
  • 尿マーキング(スプレー行為)の防止
    (80〜90%のオス猫に対して効果があります)
メスの手術の効果
  • 乳線腫瘍発生の予防、卵巣子宮の病気の予防
  • 望まない妊娠を防ぐ
  • 発情期の異常な鳴き声がなくなる
猫の避妊手術時期と乳線腫瘍の発生率
時期 乳腺腫瘍発生率
6ヶ月以前 9%
7〜12ヶ月の間 14%
13〜24ヶ月の間 89%
24ヶ月以上 効果なし

6.デンタルケア

歯垢や歯石が付着する前に1日1回の歯磨き剤(ペースト)や、歯ブラシ等を用いてのブラッシングをお勧めします。
また、歯周病が悪化すると、通常全身麻酔下での処置が必要になる場合もあります。

当院では各種デンタルケア製品を取り揃えております。
詳しい使い方などは受付、または診察時にお尋ね下さい。


検診

各種の予防や良質フードの普及・室内飼育の傾向により動物たちも本来の寿命近くまで生活できるようになると、人と同様に加齢に伴い外観的には見つけにくい病気が潜んでいることが多く見受けられるようになりました。
動物たちも飼い主さんも気づかない症状でも早期発見により治る病気も多々あります。また生活習慣の見直しに繋がることもありますので、年齢に応じた検診をお受けになられることをお勧めします。

A. お誕生日(お誕生月)検診年に1回の健康診断をお勧めします。
対象 検査項目
小型・中型犬、
猫(1〜6歳)
血液検査、尿検査、便検査
大型犬(1〜5歳)
B. シニア検診 (要予約)年に2回の検診をお勧めします。
対象 検査項目
小型・中型犬、
猫(7〜11歳)
血液検査、尿検査、便検査、レントゲン検査、超音波検査(腹部)
大型犬(6〜9歳)
C. ハイシニア検診 (要予約)年に3回の検診をお勧めします。
対象 検査項目
小型・中型犬、
猫(12歳以上)
血液検査、尿検査、便検査、レントゲン検査、超音波検査(腹部)、
心機能検査、ホルモン検査
大型犬(10歳以上)

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